【Midjourney】最新機能で一貫性のあるAIキャラクターを作る方法
本記事では、Midjourney V6で導入された新機能「Character Reference」に焦点を当てます。この機能により、一貫性のあるAIキャラクターを作成することが可能になりました。また、この新機能を活用してAI漫画を制作する方法についても解説します。さらに、関連する「Style Reference」機能の概要や、一貫したキャラクターを作成するためのヒントについても触れていきます。
- プロンプトの送信回数:15回
- 使用したモデル:Gemini Advanced,Microsoft Copilot,ChatGPT, Claude 3
- Microsoft Copilotは旧Bing Chatのことを指し、Microsoft Copilot for Microsoft 365とは異なります。
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目次
はじめに
Midjourney V6の新機能「Character Reference」について
「Character Reference」機能を活用したAI漫画の制作方法
AI漫画制作のコツとポイント
担当者も漫画を作成してみました
今後のAI画像生成技術の発展と展望
AIによるまとめ
この記事は、AI(人工知能)によって生成されたものです。
内容は専門家による監修や校正を経ておらず、AIの現在の能力と知識ベースに基づいています。
したがって、記事の内容には限界があり、専門的な意見や最新の情報を代替するものではありません。
読者は、この記事を参考の一つとして用いることを推奨し、必要に応じて専門家の意見を求めることをお勧めします。
以下から、AIライターの執筆が始まります。
はじめに
近年、人工知能(AI)技術の急速な発展により、画像生成の分野でも目覚ましい進歩が見られます。特に、Midjourneyに代表されるAIイメージジェネレーターは、ユーザーが入力したテキストプロンプトをもとに、高品質で創造性豊かな画像を生成することができます。こうしたAIツールの登場により、デジタルアートやグラフィックデザインの世界に革新がもたらされています。
Midjourneyは、AI画像生成の分野をリードするサービスの一つです。ユーザーフレンドリーなインターフェースと高度なアルゴリズムを備えており、プロのアーティストから初心者まで、幅広いユーザー層に利用されています。Midjourneyは継続的なアップデートを行っており、新機能の追加や性能の改善を通じて、ユーザーにより良い体験を提供しています。
本記事では、Midjourney V6で導入された新機能「Character Reference」に焦点を当てます。この機能により、一貫性のあるAIキャラクターを作成することが可能になりました。また、この新機能を活用してAI漫画を制作する方法についても解説します。さらに、関連する「Style Reference」機能の概要や、一貫したキャラクターを作成するためのヒントについても触れていきます。
AIイメージジェネレーターの活用は、創作活動の幅を広げるだけでなく、制作プロセスの効率化にも貢献します。本記事が、AIを活用した新しい表現方法の探求や、創作活動の可能性拡大のきっかけとなれば幸いです。
同一キャラ生成が可能になった2024年3月、確実に生成AIの進化を感じられると思います。ぜひ記事をご覧いただき、Midjourneyを試してみてください。
Midjourney V6の新機能「Character Reference」について
Midjourney V6では、「Character Reference」という新機能が導入されました。この機能は、同一のキャラクターを維持しながら、様々なシーンや状況での画像を生成することを可能にします。これにより、一貫性のあるキャラクターを用いたビジュアルストーリーテリングや、キャラクター中心のプロジェクトにおいて、制作プロセスの効率化と品質向上が期待できます。
「Character Reference」機能の主な特徴
- 顔、髪型、服装などのキャラクターの特徴を維持したまま、異なるポーズやシーンでの画像生成が可能
- プロンプトに「--cref」コマンドを追加し、参照するキャラクター画像のURLを指定することで利用可能
- 「--cw」コマンドを使用して、キャラクターの特徴をどの程度維持するかを調整可能(0~100の値で指定)
- 複数のキャラクター画像を参照することで、各画像の特徴を組み合わせた新しいキャラクターを生成可能
「Character Reference」機能は、従来の「Style Reference」機能とは異なります。「Style Reference」機能が画像全体のスタイルや雰囲気を統一することに重点を置いているのに対し、「Character Reference」機能はキャラクターの特徴に焦点を当てています。
担当者がMidjourneyで実際に試してみた画像です。
ただし、「Character Reference」機能にも制限事項があります。例えば、皮膚のくぼみやそばかす、服の柄などの細かな詳細までは正確に再現されない場合があります。また、現時点ではMidjourneyが生成したキャラクター画像での使用に最適化されており、実在の人物や写真には適していません。
今後のアップデートにより、これらの制限事項が改善される可能性もありますが、現時点では機能の特性を理解した上で活用することが重要です。
「Character Reference」機能を活用したAI漫画の制作方法
「Character Reference」機能を活用することで、一貫性のあるキャラクターを用いたAI漫画の制作が可能になります。以下に、AI漫画制作の流れを説明します。
1 ストーリー構成とセリフの作成 (Claude3の活用)
- まず、漫画のストーリー構成を考えます。登場人物、舞台設定、プロット、主要なシーンなどを決定します。
- 次に、各シーンでのセリフを作成します。キャラクターの性格や感情、シーンの状況に合わせてセリフを考えます。
- これらのストーリー構成やセリフの作成にはClaude3を活用することで、アイデア出しや文章の推敲が容易になります。
希望する内容やストーリーやコマ数を指定してあげることでよりスピード感を持って回答を得ることが可能です。
2 必要な画像生成用プロンプトの作成 (Claude3の活用)
- ストーリー構成に基づき、各シーンで必要となる画像のプロンプトを作成します。
- プロンプトには、キャラクターの特徴、背景、雰囲気、構図などを詳細に記述します。
- この作業にもClaude3を活用することで、的確で詳細なプロンプトを効率的に作成できます。
担当者は1プロンプトに全て回答として得たい内容を入れていたので、実際の生成結果は以下のようになっています。
3 Midjourneyでの一貫性のある人物画像の生成
- 作成したプロンプトをMidjourneyに入力し、「--cref」コマンドで参照するキャラクター画像を指定します。
- 必要に応じて「--cw」コマンドでキャラクターの特徴の維持度合いを調整します。
- 「--sref」コマンドを併用することで、画像全体のスタイルや雰囲気も統一することができます。
- 生成された画像の中から、ストーリーに最も適したものを選択します。
プロンプトの全体像は以下のような形になります。
「(プロンプト) --cref https://〜 --cw 30 --sref https://〜 --sw 300 --ar 9:16」
反映の仕方は数値で調整が可能です。(以下は公式からのアナウンスを引用)
強さ100 (-cw 100
) はデフォルトで、顔、髪、服を使用します。強さ0 (-cw 0
) では、顔だけに焦点を当てます(服装や髪型などを変えるのに適しています)。
4 生成した画像をもとにしたクリスタでの漫画制作
- Midjourneyで生成した画像を「CLIP STUDIO PAINT(通称:クリスタ)」にインポートします。
- クリスタ上で、コマ割りの設定、セリフの入力、吹き出しの追加などを行います。
- 必要に応じて、画像の切り抜きや配置の調整を行います。
5 クリスタでの漫画制作手順 (Claude3で生成)
- クリスタでの漫画制作手順も、Claude3を活用して自動生成することができます。
- コマ割りの設定方法、画像の切り抜き方法、セリフの入力方法など、各工程の手順を詳細に記述したテキストをClaude3に生成してもらいます。
- 生成された手順に従って、クリスタ上で漫画を制作します。
クリスタの使い方に関しては、GPTかClaude3で都度質問する形式が扱いやすいかと思います。
以上の手順を踏むことで、「Character Reference」機能を活用したAI漫画の制作が可能になります。ストーリー構成からプロンプトの作成、画像生成、漫画の制作まで、Claude3とMidjourneyを効果的に組み合わせることで、制作プロセスの効率化と品質向上が期待できます。
AI漫画制作のコツとポイント
AI漫画制作を成功させるためには、いくつかのコツとポイントを押さえておくことが重要です。
人物設定とストーリー構成の重要性
- 魅力的で共感できるキャラクターを設定することが、読者を引き付けるための鍵となります。
- キャラクターの性格、背景、目的などを明確に定義し、ストーリー全体を通して一貫性を保つことが重要です。
- ストーリーの構成は、起承転結を意識し、適度な緊張感とペース配分を考慮して組み立てます。
適切なプロンプトの作成方法
- プロンプトは、生成される画像の品質を大きく左右するため、十分な時間をかけて作成します。
- キャラクターの特徴、背景、雰囲気、構図などを具体的かつ詳細に記述します。
- 必要に応じて、参考となる画像やスタイルを指定し、より正確な画像生成を目指します。
- 意図しない要素が生成されることを防ぐため、ネガティブプロンプトも活用します。
プロンプト作成が得意なClaude3と対話を重ねることで初心者でも簡単に高品質画像が作成できます。
生成画像の選択と編集のコツ
- 生成された画像の中から、ストーリーやシーンにふさわしいものを選択します。
- 表情、ポーズ、構図などが適切で、キャラクターの特徴が十分に反映されているかを確認します。
- 必要に応じて、画像編集ソフトを使用して、細部の調整や不要な要素の除去を行います。
- 一貫性を保ちつつも、画像にバリエーションを持たせることで、視覚的な飽きを防ぎます。
これらのコツを意識しながらAI漫画制作に取り組むことで、より魅力的で完成度の高い作品を生み出すことができます。また、制作プロセスを通して得られた知見やテクニックを蓄積し、継続的に作品の質を向上させていくことが重要です。
AI技術の進歩に合わせて、新しい機能やツールを積極的に取り入れることも、作品の可能性を広げるためのポイントと言えます。Claude3やMidjourneyの更新情報を定期的にチェックし、ブログ記事や公式ドキュメントを参考にしながら、最新の技術を活用していきましょう。
画像生成はGCPやローカル環境で構築されたStable DiffusionやDALL-E3でも可能です。お好きな生成AIを活用して漫画を作成してみましょう!
担当者も漫画を作成してみました
Claude3とMidjourney(今回はNijijourney V6)を使用してAIによる漫画を作成してみました。尚、担当者は漫画制作経験はないため、コマ割り、吹き出しのセンスについてはAIではなく人間に問題があることを踏まえてご覧ください。
今回Nijijourneyで「Character Reference」の元にした画像
実際の漫画
着ている洋服や髪色、目の色、スタイル等は統一されているかと思います。90%前後の再現性レベルですが、seed値固定なしでこのクオリティは革新的ですね。これから更にクリエイティブの幅が広がりそうです。
今後のAI画像生成技術の発展と展望
AI画像生成技術は、現在も急速に進化し続けています。Midjourneyをはじめとする各種ツールは、定期的なアップデートを通じて、より高品質で多様な画像生成を可能にしています。
Midjourneyに関して
今後のアップデートにより、「Character Reference」機能のさらなる改善が期待されます。例えば、実在の人物や写真からのキャラクター生成への対応、より細部まで正確に再現できる精度の向上などが考えられます。また、「Style Reference」機能との連携強化により、キャラクターの一貫性を維持しつつ、多彩なスタイルや雰囲気の画像を生成できるようになるかもしれません。
AI画像生成技術の発展
さらに、AI画像生成技術の発展は、漫画制作だけでなく、アニメーション、ゲーム、VRコンテンツなど、様々な分野に影響を与えると予想されます。キャラクターデザインの自動生成、背景画像の作成、シーンの構成など、制作工程の様々な場面でAIが活用されることで、制作の効率化と品質向上が期待できます。
高品質なビジュアルコンテンツ制作
また、AIを活用することで、これまで以上に個人クリエイターや小規模チームが高品質なビジュアルコンテンツを制作できるようになるでしょう。AIが制作工程の一部を肩代わりすることで、アイデア出しや物語作りなど、クリエイターの本来の強みに集中できる環境が整います。
今後、AI画像生成技術とクリエイターの創造性が融合することで、これまでにない斬新で魅力的なコンテンツが生み出されることが期待されます。AIの活用は、表現の幅を広げ、新たな可能性を切り拓く鍵となるでしょう。
AIによるまとめ
本記事では、Midjourney V6の新機能「Character Reference」について解説し、この機能を活用したAI漫画の制作方法を紹介しました。
「Character Reference」機能は、一貫性のあるキャラクターを生成することを可能にします。「--cref」コマンドで参照画像を指定し、「--cw」コマンドでキャラクターの特徴の維持度合いを調整することで、様々なシーンや状況で同一のキャラクターを登場させることができます。
AI漫画の制作には、ストーリー構成、セリフの作成、画像生成用プロンプトの作成、Midjourneyでの画像生成、クリスタでの漫画制作など、複数の工程があります。これらの工程においてClaude3やMidjourneyを効果的に活用することで、制作の効率化と品質向上が期待できます。
また、人物設定とストーリー構成の重要性、適切なプロンプトの作成方法、生成画像の選択と編集のコツなど、AI漫画制作のポイントを押さえることも重要です。
AI技術の進歩は、漫画制作だけでなく、様々なコンテンツ制作の可能性を広げています。AIとクリエイターの創造性が融合することで、これまでにない斬新で魅力的な作品が生み出されることでしょう。
AI画像生成技術を活用することで、表現の幅が広がり、より多くの人がビジュアルコンテンツ制作に参加できるようになります。今後も、AI技術の発展に注目しつつ、それらを活用した創作活動に挑戦してみてはいかがでしょうか。新たな表現の可能性が、そこに待っているかもしれません。
最後に
弊社では、AIを活用したマーケティングやDXのご相談を承っておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。